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エフピーでヒスタミン中毒が起きやすくなる

モノアミン酸化酵素阻害薬であるエフピー(セレギリン)を飲むと
モノアミンであるヒスタミンの分解が抑制されて
アレルギー症状またはヒスタミン中毒様の症状が起きやすくなる。

医薬品クライシスという一般向けの本に書かれていて
思い当たる節があったのでハッとした。

ヒスタミンやヒスチジンを多く含む食品には注意。

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キズパワーパッドの痛くないはがし方(画像・動画あり)

ハイドロコロイドの絆創膏
バンドエイド キズパワーパッド、デュオアクティブなどは
押さえながら水平方向に伸ばしてはがすと
痛みをあまり感じずにはがせます。

画像
キズパワーパッド剥がし


下に実際の動画を示します。
(下の動画はリーダーハイドロ救急パッドを切ったものです)



デュオアクティブやバンドエイドキズパワーパッドは高いので
継続的に使用する場合は安い「ズイコウハイドロコロイド包帯」がおすすめです。



傷のサイズに切って使えばより経済的で、
面積が狭くなりはがすのも楽です。

値段が安いと毎日交換しても、
もったいなくありません。

毎日はがせると傷のまわりを洗浄しやすいので
かぶれも少なくなるかと思います。

指はキズパワーパッドの指用のやつが便利ですが、
平坦な部位ならハイドロコロイド包帯でいいと思います。

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オパルモンの適応はバージャー病なのか

プロレナール(オパルモンと全く同じ薬)が査定されて気づいたが、
オパルモンの適応は

閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善

この閉塞性血栓血管炎を自分の中で勝手に解釈して、
今まで閉塞性動脈硬化症の一種だろうと思っていた。

ところが、よく字ヅラを見ると
閉塞性血栓血管炎

血管炎といえば海外ドラマのDrハウスでもよく鑑別疾患で挙げられるような
難病というかマニアックな病気という印象がある。

念の為検索してみると
閉塞性血栓血管炎はバージャー病のことをいうようだ。

決して閉塞性動脈硬化症ではない。

閉塞性動脈硬化症にオパルモンはよく見るから何も考えていなかった。
本来の適応があるPG製剤はドルナーだったんだな。

うちの地域で閉塞性動脈硬化症にドルナーが使われている例は
オパルモンより少ないという印象がある。

オパルモンは腰部脊柱管狭窄症にも閉塞性動脈硬化症にも効くし、
便利な薬だと思っていたんだが、
保険適応を考えると実は違ったようだ。
もちろん閉塞性動脈硬化症にオパルモンは効果があるのは疑いようがないとは思う。

その前にPGI2とPGE2の違いをちゃんと勉強しといたほがいいかもしれない。

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クレメジンの効果(2012/11/14更新)

2012/11/14 追記

新たな外国の臨床研究で
クレメジンは偽薬との比較で「透析・腎移植・sCr倍化時間」を
遅らせなかった(有益性はなかった)という発表があったようです。

クレメジンCKD進行抑制効果無し
内科開業医のお勉強日記
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/11/blog-post_5.html

2011/1/15

腎機能が悪い患者さんに「とりあえず」的な感じで
クレメジンが処方されることがあるが、
値段も安くないし、食間投与なので1日の薬の服用回数が増える。

そして近くの腎臓内科のクリニックで
処方されている患者さんをあまり見ないので
どのくらい効果があるのか気になっていた。

クレメジンを飲んだことはないが見かけはざらざらした砂のような薬。
見るからに飲みにくそうで1回量も多い。

実際患者さんからも飲みたくないという声が多い。
メーカーに相談すると飲み方についてのリーフレットをもらえるが、
それほど特殊な方法ではなくオブラートを使うなどの内容だった気がする。

2011/9/24
クレメジンの飲み方について
新しい記事に書きました。



日本でCAP-KDという臨床研究が行われており、
一昨年結果が出ている。
http://www.cap-kd.jp/CAP-KD2.html

対象患者はCKDステージ3~5
既存治療(ARB、ACE阻害薬など)を投与しながら
56週間クレメジンを投与する患者としない患者を比較して
透析導入、腎移植、死亡、血清Crの2倍化、
または、血清Crの6.0 mg/dl 到達のいずれか(複合エンドポイント)がおきるか。
を確認した試験。

結果は

複合エンドポイント到達までの時間について
両群間に有意差は認められなかった(p=0.962、log rank 検定)。
クレメジンエンドポイント

ただし、クレメジン群で優位にeGFR低下が抑えられた。

CAP-KDeGFR

CAP-KD試験のページ
http://www.cap-kd.jp/CAP-KD2.htmlより引用



CAP-KDサイトの考察として

差が認められなかった理由のひとつとして、
エンドポイント到達数が少なかった
(計画時:既存治療群35%~50%、クレメジン群15%~20%、試験結果:両群とも17%~18%) ことがある。
これは試験計画時の想定よりも軽症例が多く、
また、腎不全進行速度が想定よりも緩徐であったためと考えられた。



結局エンドポイントの設定が厳しすぎる内容だったから、
そこに到達する前に試験終了が来てしまったということかな。

eGFRの低下が抑えられているので
試験機関を長くすれば良い結果が得られたのかもしれない。
eGFRの低下はグラフを見た感じだと

56週間の間
クレメジン投与で10%低下
投与しないと15%低下

これくらいに見える。

なかなか微妙な値。
クレメジン投与で
腎機能低下を抑えられる可能性hあるかもしれない。
現段階ではそれが心血管イベント抑制や
透析導入の遅延につながるかは不明だけど・・・。

クレメジン細粒を56週間飲むとしたら薬価は
薬価*1日量*1週間*56週間で
117.2*6*7*56=275,654円
3割負担で82,696円

決して安い値段ではないな。
1日量ではアリセプト5mg(427.5円)より高いことに初めて気づいた。

2011/5/28 追記

血液透析の場合週3回で年間500万円もの費用がかかるらしい。
もしクレメジンが透析導入を数週間~数ヶ月でも遅らせることができれば、
費用に見合った効果があるといえるかもしれない。


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tag : 薬の豆知識 腎機能と薬物治療

点滴のモリヘパミン、アミノレバンは漫然と続けない

(アミノレバン、モリヘパミン)どちらの製剤も末梢からの投与中には
BCAAによる糖代謝改善、
インスリン分泌刺激作用にを有するアミノ酸
(アルギニン、リジン、フェニルアラニン)の作用などと
あいまって肝不全患者では低血糖をきたす可能性があるので、
5%濃度以上の糖質液の投与を併用するよう注意する。

また、これらの製剤では肝性脳症の改善のみならず、
エネルギー源の補充、筋タンパクの合成促進と分解抑制、
肝のタンパク質合成促進効果なども得られる。

しかし、本質的には肝性脳症の改善を図る目的の
BCAA優位のインバランスな製剤であり、
低タンパク栄養状態を改善する目的で
栄養輸液として長期間継続的に投与すると、
含硫アミノ酸の異常低下などのアミノ酸欠乏症を起こす可能性がある。

したがって、肝性昏睡から覚醒したらすみやかに、
頚静脈投与から経口的にBCAAを補充
(肝不全用経腸栄養剤、BCAA顆粒製剤)する方法に変更すべきである。

大浜 修,タンパク質とアミノ酸製剤,
薬局 2012 Vol63 No.8(7月号),2684-2693から引用 一部改変



いいのかどうかいまいち判断がつかずに
漫然と投与を続けている例も
あったような気がするのでこれからは気をつけよう。

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