抗不安薬としてのリボトリール、抗不安作用の主観的比較
いろいろと抗うつ薬や抗不安薬を飲んできたが、
抗不安薬で一番しっくり来るのがリボトリール(クロナゼパム)
辛くなってしまったときや原因のない不安がきたときに0.5mgを半分に割って飲むと
いい抗不安作用を実感できる。
おかげでよく眠れるようになったし、
朝起きたときのだるさもあんまりない。
しかしリボトリールの適応はてんかんだけなのが玉に瑕。
神経因性疼痛の鎮痛や気分安定薬として効果があるようなのだが・・。
以下は主観的比較 星は5段階
薬剤 | 抗不安作用 | 眠気 | 起床時のだるさ |
リボトリール | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
ソラナックス | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
デパス | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
・リボトリールは眠気があんまりないから朝でも飲みやすいし、
起床時のだるさもほとんどない。
長時間作用するけど効果も15分くらいで効いてくる気がする。
・ソラナックスは0.4mgを2錠飲んだら
抗不安作用や眠気がくるけど翌朝だるくなる。
・デパスは抗不安作用が強いのを実感する。
すぐに効くから以前辛いときには頼りにしていた。
しかし寝る前に飲むと翌朝かなりだるくなるので
最近はあまり飲んでいない。
筋弛緩作用が強いからかと思うけど
高齢者にはあまり向いていないかもしれない。
・その他セルシン、メイラックス、ワイパックス、ロヒプノールなど飲んだことがあるけど、
ロヒプノールで翌朝だるーくなるの以外はほとんど覚えていないので、
あまり効かなかったんだろうな。
鮠乃薬品 向精神薬擬人化その15:ロヒプノールhttp://hayanoya.exblog.jp/5313258/
↑を見るとジアゼパムを開発したスターンバックという人が
クロナゼパムやミダゾラムも開発したと知って驚き。
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