患者様が医療を壊す よくわからなかったレビュー

岩田健太郎Drの新しい本が出たので即購入。

患者様が医療を壊すというタイトルで、
一般の方向けへの本だから読みやすくて分かりやすいかと思ったら、
全然そうでもなかった。

この本の主なテーマが「お医者さんごっこ」をしようという
一言ではよくわからないテーマで、
全部流し読みしてもピンと来なかった。
岩田健太郎Drの本は大体読んでいるが
一番わかりにくかったような気がする。


わかりにくい理由の一つに横文字の多さがある。
ポリティカリーにコレクトなんて普段全く使わないし・・・。

それでもとりあえず読んでいたら、
第3章 医療は何を目指すべきなのか
という章で急にわかりやすくなる。

この本は最初がわかりにくいので、
3章→あとがき→最初から読む
という順番で読むといいかもしれない。

とりあえず最初は

医師や教師や師匠を全面的に信頼しましょう。
そのほうが結果も必ずよくなります。(ピグマリオン効果?)

変に評価や粗探ししようとしてもうまくいきません。
過大評価するくらいがうまくいく秘訣です。



という感じのことが書いてあるが、
色々医療のことを知っていると
逆にそう考えてもいられないんだよなぁと思ってしまう。

そういう意味でも
注意すべき患者として
「患者または家族が医療従事者」となっているのかもしれないな。
(林寛之Drの本に載ってた気がする)

ただ、信頼している場合と信頼していない場合で、
同じ治療をした場合は前者のほうがうまくいくというのは納得がいく。

後半は別の内容でいろいろ書いてあるが、
「がちがちな観念にこだわらず、相手を尊重して半歩下がりましょう
絶対に正しいとか絶対に間違っているとかいう善悪二元論は絶対ありません。
考え方や価値観によって変わります。」
という内容があった


「タバコを吸うようなやつは健康に悪影響を与えているひどいやつだ!」
と言っている医者が
「今週は当直2回やったからもう入りたくない? ふざけるな、俺達の若い頃は・・・」
と若手医師に不健康な業務を強いているのを見ると、
なんだかなぁという気分になります。
その若手医師の家族の精神的苦痛を考えれば、
この医者はかなり他人に迷惑をかけているのです。

186ページより引用



感想としては
最後の方はおもしろかったけど、
最初のほうはいまいちわかりにくい。

よく似たような内容を連想させる本に
・偽善の医療
・スーパー名医が医療を壊す
という本を読んだことがあるが

おもしろさでは
偽善の医療>スーパー名医>患者様が医療を壊す

というように感じた。
ただ、役に立つような知識や考え方が患者様・・・には色々載っていたので、
折り目をつけた(自分が重要と思った)ページはかなり多かったです。

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