フロリネフとプレドニンの比較(2011/1/18訂正)

起立性低血圧のために適応外使用でフロリネフを持参薬で内服している人がいた。


院内にない薬だったが、結局継続することになった。

ステロイドの鉱質作用によりNaと水貯留作用があるから昇圧作用を発揮するということのようだ。


脳の虚血を防ぐことが目的だったから体液量が増加することによって、


血圧を上げてそれを防ぐというのは利に適っているのか。


 


そのときには院内採用薬のエホチールじゃだめだろうかと考えたけど、


元々頻脈傾向だったのでやめといたほうがいいかなと判断。


他にも昇圧薬はメトリジンやリズミックなどあるけど大体カテコラミン系の作用に近いので、


頻脈を促進してしまうと思っていたら勘違いだった・・・。


メトリジンはα受容体作動薬(血管収縮薬)だったんだなー。


透析に関わったことがないのでよく調べずにいてしまった。


起立性低血圧のWikiも勉強になるというか先に見れば考え方が変わっていただろう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E5%9C%A7


低血圧にβ遮断薬ってどういうこっちゃ。よくわからんけどおもしろそうだ。


メルクマニュアルにはピンドロールの名前が載っている。


院内作用薬のビソプロロールも使えたりするのかな。


SNRIはなんとなく頷けるけどこれも頻脈が起きるだろうなー。


 


主題に戻るとフロリネフの添付文書の注意事項に感染症や糖尿病など、


抗炎症作用を期待して使うステロイドの添付文書と同じことが載っている。


どこまでこの辺に気を配ればいいかわからなかったので、


メーカーに聞いてみた。


フルドロコルチゾンとプレドニゾロンの糖質コルチコイド活性の比率は10:3.5~4


らしい。


http://www.apha.jp/top/yakuen/steroid.htm←このページも参考になる。


糖質コルチコイド作用だけで見るとフロリネフの0.1mgはプレドニゾロンの0.04mgに相当するってことかな。

(2011/1/18訂正 「フロリネフの0.1mgはプレドニゾロンの0.25mgに相当する」の間違いでした)

臨床用量ならほとんど気にしなくても大丈夫のような気がする・・・。


フロリネフの主な作用である電解質や浮腫に注意するのが一番必要っぽい。



2011/1/18 訂正
コメントで間違いを指摘していただいて自分もやっと気づきましたが、
糖質コルチコイド活性が10:4なのでフロリネフのほうが2.5倍強い活性を持ちます。
同じ用量だったらプレドニゾロンはフロリネフの2.5倍の量に相当します。

自分の頭の中では
10:4=0.1:x
という式を組み立てて
10x=0.4 x=0.04という計算にしていましたが、
この式自体が根本的に間違っていました。

コメントをくださった方、ありがとうございます!

プレドニソロン(PSL)を5mg/day相当のコルチゾールは副腎から分泌されている。
Wikipedia


上記の記述のように
体内でプレドニゾロン1日5mgが分泌されていると考えると、
フロリネフを飲むことによって1日5.25mg(1.05倍)になっても
ほとんど何も変わらないと思いますので結論の糖質活性を気にしなくていいという文は
変えないでおきます。

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